11日に開幕するATPツアー・ファイナルを前にして9日、錦織圭(28=日清食品)が会見に臨み「欠場選手が出て、ここにいるのは少しラッキーだったけど、本当にうれしい」と、2年ぶりの最終戦出場を喜んだ。

今年は、1月に右手首のケガから復帰。最初は「全く自信がなくて、最悪のプレーだった」。それでも「9月の全米でやっとプレーが安定した。そこから戻ってきた感じ」と、全米4強がターニングポイントだったことを明かした。初戦のフェデラーとの試合には「彼は今でも成長していて信じられない相手。上海、パリと負けているので、挑戦者の気持ちで挑みたい」と話した。