バスケットボールBリーグ、レバンガ北海道の牧全(26)とデイビッド・ドブラス(37)が28日、ジブラルタ生命保険が特別協賛するスポーツ教室「ドリーム・スクール・キャラバン」で札幌市の西園小を訪問した。同校の小学6年の児童91人に約1時間半、シュート技術や運動動作について丁寧に指導した。

北海道の選手・スタッフと児童に分かれて5対5の試合も行い、左足の故障で今季、戦列を離れている牧も参加。あいさつでは「好き嫌いなくご飯をいっぱい食べて、運動して、夜更かしせずに寝ることが大事」と児童に語りかけた。スポーツ教室後には記念撮影に加えて、児童全員に両選手のサイン入りの「キャラバン受領証」も贈呈された。

同キャラバンは2017年から始まり、北海道では今年が初めての実施。多数の応募の中から道内5校が選ばれた。同校ミニバスケットボール少年団で主将を務める植田心笑(しんしょう)君(6年)は、この日の試合で2点シュートを決めたが、間近で見る206センチのドブラスの迫力に驚いたといい「自分とは実力の差がすごくあった。レバンガの選手のような(実力のある)選手になりたい」と夢を膨らませた。