バスケットボール男子日本代表が29日、富山市内で、今日30日に行われるワールドカップ(W杯)アジア2次予選カタール戦への最終調整を行った。地元富山出身の馬場雄大(23=アルバルク東京)は「日本を背負って帰って来られてうれしい」と笑顔。9月の同予選でチームをけん引した、日本人2人目のNBA選手渡辺雄太(24=メンフィス・グリズリーズ)、NCAAでプレーする八村塁(20=ゴンザガ大)は今回は出場せず。馬場は「Bリーグの力が試される。3シーズンで培ったものを出したい」と闘志を燃やした。

代表登録メンバーの12人も発表され、4月に日本国籍を取得したファジーカス・ニック(33=川崎ブレイブサンダース)らが名を連ねた。今大会は東京オリンピックの予選となる19年W杯の予選で、アジア2次予選には12カ国が出場し、6カ国ずつE組、F組に分かれている。世界ランキング49位の日本はF組現在4位。W杯には各組上位3カ国と、4位上位が出場する。