2年連続6度目の優勝を狙う早大が、明大を3-0のストレートで下し、2年連続9度目の決勝進出を果たした。

早大は第1セットを逆転で取ると、第2セットには2年生エースのミッドブロッカー村山豪が連続サービスエースを決め、流れを引き寄せた。そして、序盤は競り合いとなった第3セットも、村山の強烈なスパイクなどで明大を突き放した。

サーブ、レセプション(サーブレシーブ)、ブロックにこだわりを持つ松井泰二監督は、村山のデキについて「気持ちが強い。(思い切り打つ)強気の選択が良い」とニンマリ。それでも、チーム全体については「サーブとサーブレシーブは良かったが、ブロックは相手を絞り込めていなかった。明日はどこに飛ぶか絞り込みたい」と初の連覇に向けて気を引き締めていた。

【男子準決勝】

早大3(25-22、25-23、25-19)0明大

<主催>日本バレーボール協会、全日本大学バレーボール連盟、朝日新聞社、日刊スポーツ新聞社、ジェイ・スポーツ<特別協賛>三基商事