フェンシングの第71回全日本選手権を翌日に控えた5日、会場となる東京・駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で、日本フェンシング協会の太田雄貴会長(33)や出場選手らが記者会見を行った。

太田会長は、新しい試みを同大会で行うことを発表。各種目の決勝戦を、東京・新宿区にある普段は演劇などが行われている東京グローブ座で行うことや、選手や審判に心拍計を装着して心拍数を観客が見て分かるような仕掛け、国内の大会では初めてとなる優勝賞金の設定などエンタメ性に富んだ大会になる。

太田会長は「最高のエンターテインメント、最高のアスリートの姿をフェンシングを通してみなさんに伝えていきたいと思っています」と言葉に力を込めた。