空手の世界選手権(11月・マドリード)のメダリストが11日、東京都内の味の素本社で報告会を行った。

女子50キロ級で悲願の世界一、金メダルを獲得した宮原美穂(22=帝京大)、男子形で3連覇を達成した喜友名諒(28=劉衛流龍鳳会)、女子68キロ超級決勝で敗れて惜しくも連覇を逃した植草歩(26=JAL)らが出席。

空手の日本代表チームは同社から食事、体調管理などでサポートを受けており、現地でも同社製品を取りながら戦った。

試合前後に約50グラムの小さなおにぎり「パワーボール」で栄養補給した宮原は「おかげで減量も順調でした」。植草は団体戦を含めて世界選手権で10試合、今月8、9日の全日本選手権も合計11試合を戦った。全日本では個人4連覇、千葉の主軸として団体3連覇を果たし、「最後まで集中し、力を保って戦えたのは味の素さんのおかげです」と“歩スマイル”で感謝した。ちなみに植草の同社製品でお気に入りは「冷凍餃子です!」と、出迎えた社員の笑いを誘っていた。