ハンドボール男子日本代表が25日、世界選手権(来年1月10日開幕・ドイツ、デンマーク)に向けて出発した。

ポーランドとスイスで4試合し、1次リーグの行われるミュンヘン入り。ダグル・シグルドソン監督(45)は「チームのコンディションはいい。最高のパフォーマンスを見せる自信はある」と、東京オリンピック(五輪)前最後の真剣勝負となる大舞台に向けて話した。

チームの得点源でもある徳田新之介(23=ダバシュ)は、髪の毛を金色にして「5日前に初めて染めました。目立つし、気に入っています」と活躍を誓って話した。左足首の負傷で出遅れていた19歳の部井久勇樹(レンヌ)は「まだ痛みがあって75から80%ぐらい。開幕までに100%に近づけたい。楽しみです」と初出場に意欲をみせた。

8年ぶりに世界選手権に出場する宮崎大輔(37=大崎電気)は「古傷の右肩の痛みはあるけれど、付き合っていくしかない。頑張ってきます」と笑顔で出発した。

日本は2大会連続14回目の出場。1次リーグでマケドニア、クロアチア、スペイン、アイスランド、バーレーンと対戦する。