重量挙げで64年東京、68年メキシコシティーで五輪金メダルを獲得した三宅義信氏(79)による強化合宿が27日、福島県・郡山市の三宅道場で始まった。同市の「のんびり温泉」内に14年10月に開設した道場で、年越し合宿は4年目になる。

今年は17年世界選手権で男子36年ぶりのメダルを獲得した62キロ級銀メダルの糸数陽一(27=警視庁)、リオデジャネイロ五輪代表の八木かなえ(26)、松本潮霞(26=ともにALSOK)ら8人が参加。外には雪が舞う中、午後からは2時間汗を流した。

練習中にはさっそく、三宅氏が手取り足取りの熱血指導。国内の一線級選手の切磋琢磨(せっさたくま)を期待し、「ここから20年東京五輪のメダリストがでます」と太鼓判を押した。