人気スマホアプリ「モンスターストライク」の「モンスターストライク プロフェッショナルズ2018トーナメントツアー」ツアーファイナルが29日、都内で行われた。今年、モンスターストライク初となるプロライセンスを獲得したチーム「今池壁ドンズα」が優勝を果たした。

スマートフォンの画面を指で滑らせてショットを放った。その瞬間、優勝を確信した今池壁ドンズαの4人は両手を突き上げた。スマートフォンから視線を外し、盛大な紙吹雪に歓喜。リーダーの「なんとかキララEL」は「最初からファイナル優勝を狙っていました」と喜んだ。

今大会は対戦相手チームより先にステージクリアを目指すタイムアタック形式で行われ、決勝戦は3ステージ先取制で行われた。1ステージ目は勝ったが、2ステージ目は相手チーム「GV」に取られた。

約500人の観客が集まった大舞台。「なんとかキララEL」は「いつもはないようなミスが、こちらも相手も多かった。ただ相手がミスしている時に隙をつけた」。とっさの判断でいくつもの困難を乗り越え、3、4ステージを連取して優勝した。

10月から全国5カ所で行われたツアートーナメントに参加した8チームの、総合順位上位4チームがツアーファイナルに参加した。「今池壁ドンズα」はツアートーナメントでも総合順位1位で、実力通りの力を発揮した。

ツアートーナメントからの3カ月間は集中力を保つのに苦労したというが「なんとかきららEL」は「プロツアーは長くて、早く終わって欲しいと思っていたけど、来週から自分たちの試合がないと思うと早く次の試合をやりたい。来年のプロツアーが楽しみで仕方ない」と優勝の余韻に浸るのもつかの間、来シーズンを待ちわびた。