コナミスポーツ体操競技部が7日、練習場を置く埼玉県草加市の草加神社で、初詣と必勝祈願を行った。2016年リオデジャネイロ五輪体操団体金メンバーの山室光史(29)田中佑典(29)加藤凌平(25)も20年東京五輪前年となる新年を迎え、各自が決意を語った。

昨年10月の世界選手権代表の田中は、絵馬に「健康・安全・成功」と書き記した。「20年に向けて良い流れで行きたい。今年は本当に大事な年にある。もがき苦しむ…、いやもがき楽しむ1年にしたい」と抱負を述べた。

2年連続で世界選手権代表から外れ、巻き返しを誓う加藤は「いままでミスをしない体操をしてきましたが、ミスが目立ってきている。自分の持ち味を出したい」。3度目の五輪出場を目指す山室は「リオの前も代表になれない時期はあった。昨年のケガを治りきって、早く状態をもどして、20年へ向けて気持ちも心も高めて追っていきたい」と力を込めた。