全日本選手権(天皇杯)初優勝を狙う栃木ブレックスが、サンロッカーズ渋谷に77-71で勝利し、3年ぶりの準決勝進出を決めた。

第1クオーター(Q)、栃木は堅い守備で渋谷に簡単にはシュートを打たせず、攻撃では1つ1つの攻撃機会で確実にシュートを沈める。

第2Q、SR渋谷の元レーカーズコンビ、ライアン・ケリー(27)とロバート・サクレ(29)を中心に得点を許し、40-35と点差を詰められる場面も。

第3Q、SR渋谷に一時は逆転を許すも、鵤(いかるが)誠司(25)も要所で3点シュートを決め、60-54と再び点差を広げる。

第4Qも遠藤祐亮(29)、ライアン・ロシター(29)らを中心にさらに点を積み上げ、SR渋谷の猛追を振り切った。悲願の初優勝に向けて前進した。