浜松開誠館中が2年連続で男女アベックVを達成した。男子は72-55で静大付属静岡中に勝利し、2年連続優勝。相手エースを組織力で抑えて、圧勝した。女子は72-46で西遠女子中を破り、2年連続で頂点に立った。最後にはBチームを出す余裕を見せ、完勝した。

男子の浜松開誠館中は、エースG岡田大河(2年)中心の静岡大付属静岡中に粘られたが、第3クオーターに186センチのC山本勲和(2年)がインサイドで連続得点などし、一気に突き放した。昨年末のジャパンカップU-14決勝大会では、女子は制覇したが、男子は準優勝に終わり、アベックVを逃していた。F上杉亮雅主将(2年)は「ジャパンカップで達成できなかったので、優勝できてうれしい」と笑顔を見せた。

5日から愛知で開催された全国大会「U-15ジャパンクラブ」1次リーグで大敗。改めて守備の基礎に立ち返り、この日はマンツーマンで粘った。尾藤博己監督(40)は「岡田には得点されたが、その他を抑えられた。相手以上にチームで得点してくれたので良かった」と目を細めた。