京都市出身で「張本2世」こと小学5年の松島輝空(そら、11=木下グループ)が、ジュニア(高2以下)男子で2回戦も突破した。

前日14日の1回戦で高校生を破り、この日は午前10時すぎから、神奈川・湘南工科大付高の河合優駿と対戦。リードされても粘り強く追い上げ、11-9、11-13、11-9、11-8の3-1で勝利。2日連続の高校生撃破で、午後の3回戦に進んだ。

昨年11月の全日本選手権13歳以下男子シングルスで、張本と並ぶ小5で優勝した逸材で、この日もテレビカメラが追い続けた。前日に1回戦を突破した際には、松島は「カメラが並んでいるのは、そんなに緊張しなかった。でも、環境とか(会場の)広さ(相手選手の)高さが、いつもとは違う。年上の選手とやれて、1個経験が増えました」と話していた。

また、世界ランク日本人最高3位につける張本智和(15)の妹で、前日に4戦全勝した小学4年の美和(10=木下グループ)は、午後から混合ダブルス3回戦、ジュニア女子3回戦に登場する。