前回優勝の森薗政崇(23=岡山)伊藤美誠(18=スターツ)組、張本智和(15)長崎美柚(16=ともにエリートアカデミー)組などが順当に8強入りを決めた。

森薗、伊藤組は大学生ペアを3-0と危なげなく下し、森薗は「『10分ぐらい寝るのかな?』と思っていたら、45分ぐらい寝ていた。『寝過ぎだろ!』って思った」とウオーミングアップ前の伊藤の昼寝にツッコミ。伊藤は「ちゃんと(試合の)3時間前には起きました」と笑顔を見せ、出来については2人そろって「まだまだいける!」とさらなる発展を誓った。

張本、長崎組は及川瑞基、安藤みなみ(ともに専大)組を3-1で振り切り、妹美和(10)も快進撃を続ける張本は「こんなに他の選手に注目することは、なかなかない」と身近な存在に刺激を受けている様子。相方の長崎も「1戦1戦相手は強くなっていく。自分たちの特徴を出して優勝したい」と意気込んだ。

3回戦では17年世界選手権金メダルの吉村真晴(名古屋ダイハツ)石川佳純(全農)組が敗れる波乱があった混合ダブルス。第3日の16日は準々決勝が行われる。