木造勇人(19=愛知工大)張本智和(15=エリートアカデミー)組が初優勝を果たした。

松山祐季(20)高見真己(19=ともに愛知工大)組に3-2(9-11、11-7、5-11、11-5、16-14)競り勝った。

張本は優勝を決める1点が決まると、ラケットを置いて木造の胸元に飛び込んだ。「何回負けかけたか分からない試合で、木造さんに助けてもらいました。最後は意見が割れたんですけれど、木造さんを信じることができた。僕は『ストップ・レシーブで行ってほしい』って言っていたんですけれど、木造さんは『チキータで決める』って言っていて…」とニッコリ。

木造は「厳しい場面を乗り越えての優勝だったので、成長できたと思います」と笑顔で振り返った。