20年東京オリンピック(五輪)新競技スポーツクライミング・ボルダリングの昨季W杯年間女王、野中生萌(みほう、21)が22日、スマートフォンゲーム「モンスターストライク」などを手がける株式会社ミクシィのXFLAGスタジオと所属契約を結んだことを発表した。

野中は「XFLAGは『モンスト』のイメージが強いですが、最近スポーツにも力を入れているという印象でした。クライミング界において、今までにはない企業とのスポンサー契約で、とてもうれしいです。これから共にスポーツクライミングにどのような影響を与えていけるかがとても楽しみです。クライミングの良さの1つでもあるエンターテインメント性や面白さを、さらに一緒に伝えることができると思っています」とコメントした。

 

◆野中生萌(のなか・みほう)1997年(平9)5月21日、東京・豊島区生まれ。生萌の名は若葉萌(も)える5月生まれから。9歳でクライミングを始め、13年に14歳でリードのW杯日本代表に初選出、16歳でボルダリングW杯初参戦。18年のボルダリングW杯で自身初の年間女王に輝いた。スピード女子日本記録保持者。16年からは自身がプロデュースする女性限定の大会「Rock Queens」も開催。162センチ。