フィギュアスケートの4大陸選手権は7日(日本時間8日)、米アナハイムで開幕する。

男子で初優勝を目指す平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)銀メダリストの宇野昌磨(21=トヨタ自動車)は6日(同7日)、2度の公式練習で前日調整。4大陸選手権は4年前から5、4、3、2位と1つずつ順位を上げており「その流れでいくと『1位になって欲しいな』という思いはあるけれど、頑張るだけかなと思います。練習してきたわけではないので、自分を信じるとかではなくて、こっちに着いてから練習してきたものを、試合でぶつけることができるように頑張りたいです」と力を込めた。

18年12月の全日本選手権では右足首を捻挫。そこから10日ほど氷上練習を回避していたが、大会までに2度、捻挫してしまった。1月31日のアナハイム到着後に練習のペースを上げ、この日は「全日本以来、1度もやっていなかったけれど、こっちに来て初めて練習した」と明かした4回転フリップも成功させた。

午前練習後には開幕日に行われるショートプログラム(SP)の滑走順抽選に臨み、22番滑走で日本時間8日午後2時41分ごろとなった。友野一希(同大)は18番で同1時52分ごろ、田中刑事(倉敷芸術科学大大学院)は20番で同2時5分ごろの演技となる。