フィギュアスケートの4大陸選手権(米アナハイム)で女子ショートプログラム(SP)5位からの巻き返しを図る紀平梨花(16=関大KFSC)が8日(日本時間9日)、同日のフリーに向けてアナハイム近郊で公式練習に臨んだ。

大会前に左手薬指を亜脱臼。前日7日のSPではトリプルアクセル(3回転半)が1回転半となり、0点の手痛いミスがあった。一夜明けたこの日の練習では、失敗のリベンジを目指して3回転半を7本決めるなど、好調ぶりを示した。フリー「ビューティフル・ストーム」をかけての通しでは、冒頭で3回転半を成功。2つ目は2回転半を選んだ。

女子フリーは日本時間9日に行われ、19番滑走の紀平は午後3時8分、16番の三原舞依は同2時36分、最終22番の坂本花織(いずれもシスメックス)は同3時33分ごろに登場する。