フィギュアスケートの4大陸選手権(米アナハイム)女子で3位に入った三原舞依(19=シスメックス)が9日(日本時間10日)、フリーから一夜明けて「人生初の主将」に気合を入れた。

本番会場で「本当に驚いていて、表彰台に乗れると思っていなかったので、衣装も靴も片付けてしまって『え?』っていう感じだったんですけれど、全日本(選手権)でまた4位になってしまって、すごく落ち込んでいた中で、表彰台に上がることができたのは、すごくうれしかったです」と大会を振り返った。

次戦は冬季ユニバーシアード大会(3月2~12日、ロシア・クラスノヤルスク)となり、三原は日本選手団の主将を務める。これまでの経験については「ないです、ないです。みんなについていくっていう感じで、初めてなんで、何をしたらいいのか分からないですけれど、もし何かアドバイスがあったら教えてください」と笑顔を見せた。

ショートプログラム(SP)の「イッツ・マジック」と、2シーズン使用した「ガブリエルのオーボエ」は今季限りの予定。「日本代表として選んでいただけたので、やっぱり『一番高いところに上れたらいいな』と思っているんですけれど、そこにいくための練習をまずは積んでいけたら」と意気込んだ。