2年ぶり6度目の優勝を狙う中部電力が、富士急に9-8で勝利し、7連勝とした。

4点のリードを広げながらも第8エンド(E)で追いつかれ、同点で迎えた最終第10E。有利な後攻で入ると、1点を追加して勝利を決めた。セカンドの中嶋星奈(21)は「4点取られた時は衝撃だったけれど、最後の2Eは良い展開で試合を進められた」とほっとした表情を浮かべた。

中部電力は14日に既にプレーオフ進出を決めている。昨年大会では同じく7連勝したところからプレーオフも含む3連敗を喫し、3位に終わった。今大会は初戦から平昌五輪女子銅メダルのロコ・ソラーレを破るなど勢いも十分。今季からは同五輪男子代表の両角友佑(34)をコーチに据えるなど新たなスタートも切った。サード松村千秋(26)は「昨年とはポジションも変わったし、去年と同じことはほぼないので、去年のことはあまり気にしてません」とさらに連勝を伸ばしてプレーオフでの健闘も誓った。