五輪代表対決は平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)銅メダルのロコ・ソラーレがソチ五輪代表の北海道銀行を9-4で破った。

通算5勝1敗で並んだソチ五輪代表の北海道銀行との一戦。不利な先行のロコ・ソラーレが第1エンド(E)に1得点を挙げてスタート。第2~4Eまでは有利な後攻スタートのチームが交互に点数を取り合った。第5Eは後攻のロコ・ソラーレがブランクエンドを選択。ハーフタイム明けの第6Eはロコ・ソラーレが、続く第7Eは北海道銀行がそれぞれ1点ずつ追加した。

4-4の均衡を破ったのはロコ・ソラーレだった。後攻の第8Eに2点を取って差を広げると、不利な先行の第9Eに一挙3得点。北海道銀行がギブアップをして試合が終了した。スキップ藤沢五月(27)は「前半の作り方は良かったが、中盤は決めきれずに相手にチャンスを与える展開になってしまった。最後の最後はチャンスで決め切れたのが良かった」と振り返った。

この日で16日の1次リーグ最終戦を待たず、女子は1位中部電力、2位ロコ・ソラーレが確定。富士急と北海道銀行のプレーオフ進出も決定した。3年ぶりの優勝へ向け、藤沢は「やるべきことはどの試合でも変わらない。自分たちが今の氷の状態を読んでしっかりそれにあわせてショットを決められるかなので。今のショットに集中してやっていきたい」と話した。