平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)女子銅メダルのロコ・ソラーレが、1次リーグ最終戦のCP帯広を6-4で下し、通算7勝1敗とした。既に2位でプレーオフ進出は決めている。

スキップ藤沢五月(27)は「良い形で来ています。私の集中力が欠けていたこと以外は」と苦笑いで試合を振り返った。

カーリングでは得点が入ると先攻、後攻が入れ替わるが、ロコ・ソラーレが有利となる後攻で迎えた第5エンド(E)。無得点とすれば後攻のまま次のEに行けるため、チームの作戦では無得点を狙う予定が、「勘違いをして、1点取ってしまった。私以外の3人は分かってたと思います」。変則トーナメント方式で行われるプレーオフの初戦の相手は、1次リーグで敗れた中部電力。勝てば決勝、敗れれば準決勝に進む。「どのみちまだ試合はあるので気を楽に、集中力を無くさずに戦いたい」と笑いに変えて、前向きに意気込んだ。