全日本柔道連盟は19日、16年リオデジャネイロ・オリンピック(五輪)男子90キロ級金メダルのベイカー茉秋(24=日本中央競馬会)が、グランドスラム(GS)デュッセルドルフ大会(22~24日、ドイツ)を欠場することを発表した。

1月下旬に右足のハムストリングを肉離れし、18日に3週間の安静加療が必要と診断されたため。

ベイカーはリオ五輪後、20年東京五輪を見据えて古傷の右肩を手術した。復帰戦となる昨年2月のGSデュッセルドルフ大会で2位、同11月の講道館杯で優勝を飾るなど完全復活の兆しを見せていた。