18年アジア大会柔道男子100キロ級金メダルの飯田健太郎(20=国士舘大)が20日、さらなる進化を誓った。

グランドスラム(GS)デュッセルドルフ大会(22~24日、ドイツ)に出場するため成田空港を出発。飯田は昨年11月のGS大阪大会、12月のマスターズ大会と3位が続き「試合終盤の集中力と勝ちきれない弱さが分かった。組み手と集中力を高めることを意識して稽古してきた。優勝して19年の良いスタートを切りたい」と意気込んだ。

20年東京五輪の代表争いでは現在、17年世界王者のウルフ・アロン(22=了徳寺学園職)が1歩リードする。今大会で「優勝しないと追いつけないと思っている」と現実を捉え、「最後まで勝ちきるために1戦1戦集中してやりたい」と力を込めた。