2月20日、F1開幕直前のバルセロナ合同テストは3日目を迎え、トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが1分17秒704のトップタイムを刻んだ。クビアトと2番手タイムのキミ・ライコネン(アルファロメオ)は他車より1〜2段階柔らかいC5タイヤでのタイム。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは109周を走って1分18秒787で5番手だった。

クビアトはトップタイムを記録したことに舞い上がる様子はなく、とにかく自分たちのテストに集中した結果がこれだと語った。

「とても生産的な1日だったよ。僕らが目を向けるべきはタイムシートではなくて今目の前にあることだ。トップだったことは知っているしそれは良いことだけど、僕らは自分たちのやるべき仕事をやっただけだ。周回数をこなし、クルマの開発を進めるために必要なテストを進めただけだ」

フェルスタッペンは依然としてタイムアタックは行わず淡々とデータ収集作業を続けており、この順位にも焦りはない。むしろ昨年以上に柔和で落ち着いた表情を浮かべており余裕が感じられる。

テストでのラップタイムをどうこう語るのはいつだって難しいよ。でも僕らにとって重要なのはできるだけ多くの周回をこなし、どの方向性に進むべきなのかを見いだすためにできるだけ多くのセットアップを試すことだ。新レギュレーションはフロントウイングなどさまざまな要素があるから正しく理解するのは容易なことではないし、今日もたくさんのことを学ぶことができたという意味ではとても良いポジティブな1日だったよ」

テスト1回目の最終日となる明日は、レッドブルにガスリー、トロロッソにアルボンが乗り込んでテストを行う。テストは26日から3月1日まで行われてシーズン開幕への準備が進められる。(米家峰起通信員)