2月21日、F1開幕前のバルセロナ合同テストは4日目が行われ、前半4日間が終了した。

この日はルノーのニコ・ヒュルケンベルグが最も軟らかいC5タイヤで1分17秒393を記録しトップ。トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンも0・244秒差の2番手に付けた。

「僕にとって初めてのF1テスト2日間を終えたけど、とても楽しんだよ。午前中はトップタイムで、もちろんまだ早い段階だし周りが何をやっているか分からないとはいえ、今後に向けて良い兆候だよ。初日は少しトリッキーな走りだしだったけど、チームが素晴らしい対応で気持ち良くドライブできるクルマにしてくれたんだ。目標の走行距離も達成できたし、それがチームにとって重要なことだ。僕自身はまだ完全にリズムに乗れているとはいえないし、来週のテストでは開幕に向けてしっかりと準備を整えたいと思っているよ」(アルボン)

一方、レッドブル・ホンダはピエール・ガスリーが2日目のドライブを担当し、依然としてロングランで淡々と周回を重ねて146周を走破し、トップから1・387秒差の11位。テスト内容とマシンの素性にはとても満足だと語った。

「多くのロングランとセットアップ作業を行って、とても生産的な1日だったよ。僕らはテストに専念しているからラップタイムには表われていないけど、マシンの全体的なフィーリングはとてもいいよ。自分たちのことはよく分かっているし、とてもハッピーだよ」(米家峰起通信員)