24年パリ五輪(オリンピック)追加種目から落選の一報から一夜明けた22日、全日本空手道連盟の笹川尭会長(83)は「最終決定は20年12月と聞いている。それまで諦めずにやれることはやりたい」と逆転へ活動を続けることを明かした。

フランスは欧州でも空手の盛んで、日本代表が遠征時にパリを拠点にするなど交流も深い。同会長は「東京で空手の面白さ、楽しさをより一層アピールし、仮にパリで実施されなくても28年ロサンゼルスで再び競技入りするために尽力する」。男子形の金メダル候補・喜友名諒(28)も「必ず復活すると信じている。東京で最高のパフォーマンスをするべく、1日1日しっかり練習していく」とアピールを誓った。