自力では21年ぶりのワールドカップ(W杯)(8月31日開幕、中国)出場を決めたバスケットボール男子日本代表(世界ランク47位)が、8月中に欧州の強豪と招待試合を行うことが分かった。日本バスケットボール協会がドイツ連盟と17年4月に代表チームの相互交流協力などを行うパートナーシップ協定を締結していることから、ドイツ(世界ランク22位)などが候補とみられる。関係者によると、近日中にも対戦国が発表されるという。

日本代表は6月から合宿を招集し、7月末から8月初旬に強化試合、8月20~25日(暫定)に20年東京オリンピック(五輪)のテストイベントとしての対戦を計画している。W杯出場が決まっている3~4カ国を日本に招く予定で各国との調整を行っている。東野智弥技術委員長は「世界ランキング10位以上のチームとどう戦うのか、レベルアップの機会にする」と話した。