東地区最下位のレバンガ北海道は54-88で西地区首位の琉球ゴールデンキングスに大敗し、今季4度目の4連敗を喫した。

第1クオーター(Q)はわずかに10得点、第2Qは7得点。前半は今季最少となる17得点で出遅れ、後半でも巻き返すことはできなかった。内海知秀監督(60)は「琉球さんが強みとする点で、我々を大きく上回っていた」と振り返った。

鉄壁の守りに手を焼いた。今季、失点リーグ2位の激しい相手守備に、思うようにボール回しができなかった。序盤からゴール周辺に近づけず、前半はインサイドでの得点は2点のみ。外一辺倒の単調な攻撃になり、今季チームワースト2位の54得点に終わった。リバウンド本数でも26対48と圧倒され、指揮官は「スタッツを見てもわかる通り。リバウンドやその他の部分でも差をつけられてしまった」と敗因を挙げた。

2月に特別指定選手契約を結んだばかりの内田旦人(あきと=22、東海大)がデビューした。3分38秒の出場で3点シュート1本を沈めた。次戦はホームで今季初対戦となる名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦(9、10日)を迎える。連敗脱出に向け内田は「チームとしても個人としても、ハードワークしていかなければならない」と意気込んだ。