レギュラーシーズン1位のJX-ENEOSが同3位の三菱電機を82-76で下して史上初のリーグ11連覇(前身の日本リーグ時代含む)を達成した。日本代表主力の渡嘉敷、宮沢がともに20得点以上で貢献。リオデジャネイロ・オリンピック代表で活躍した主将の吉田も、途中出場でチームを優勝へと導いた。

第3Q開始時には16点あったリードも、終了時は6点差。初優勝を狙う三菱電機にゲームの流れが傾きかけたが、吉田が中心となりチーム一丸となって逃げ切った。今季の控えのMVPに値する「ベストシックマン」には吉田が選出された。吉田は「今シーズンは途中出場が多くて、流れを変えるプレーが求められた。プレッシャーはあったけど、自分のプレーの幅は広がった」。経験豊富なベテランの活躍があってこその11連覇、22度目V。皇后杯との2冠も6年連続となった。