テニスで、4大大会に次ぐ格付けのBNPパリバ・オープンが米インディアンウエルズで6日(日本時間7日)に開幕。昨年の覇者で、世界1位の大坂なおみ(21=日清食品)の初戦が、同65位のクリスティナ・ムラデノビッチ(フランス)に決まった。

ムラデノビッチとは、1月の全豪優勝後、初めて出場した2月23日閉幕のドバイ選手権の初戦で対戦。18年全米、19年全豪優勝を後押ししたサーシャ・バイン氏とコーチ契約を解消し、専属コーチなしで初めて挑んだ大会で、ストレート負けを喫した因縁の相手だ。これで、2戦連続でムラデノビッチが相手になるが、大坂が雪辱するかどうかに注目が集まる。

大坂は、今大会後に、昨年優勝して稼いだ世界ランキングのポイント、1000点が失効する。世界1位維持に正念場の大会となる。他の選手の結果にもよるが、自力で世界1位をキープするには優勝しかない。