日本ハンドボールリーグ機構は11日、都内でプレーオフ(15~17日、東京・駒沢体育館)に向けた記者発表会を行い、出場するレギュラーシーズン男女各4位までのチーム監督、選手が会見した。

昨年から導入したステップラダー方式を今回も採用し、レギュラーシーズン男子1位の大崎電気と同女子1位の北国銀行は17日の決勝戦から出場する。

男子は15日に同3位のトヨタ車体と同4位の大同特殊鋼が対戦。勝者が16日に同2位の豊田合成と対戦して、その勝者が大崎電気に挑む。女子は15日に同3位のオムロンと同4位の三重が対戦。勝者が16日に同2位の広島と戦い、さらに勝者が北国銀行に挑む。

男子4連覇を目指してレギュラーシーズンを1位で終えた大崎電気の岩本真典監督(48)は「決勝1試合に集中して準備ができるアドバンテージを生かして、優勝したい。自信はあります」。女子5連覇に向けてレギュラーシーズンを無敗のまま1位で終えた北国銀行の荷川取義浩監督(57)は「最後に負けてしまっては意味がない」と話していた。