16年リオデジャネイロ五輪柔道男子73キロ級金メダルの大野将平(27=旭化成)が14日、奈良・天理市の母校天理大で練習を公開した。

午前は重量級選手らと乱取りを行い、午後は大学の後輩で18年アジア大会男子66キロ級銀メダルの丸山城志郎(ミキハウス)と階段ダッシュで下半身を鍛えた。20年東京五輪を見据え、重要な大会となる4月の全日本選抜体重別選手権(兼世界選手権代表選考会)に向けて「今やっていることを試せる最後の大会になる。集中、執念、我慢を体現したい」と意気込んだ。