フィギュアスケートの世界選手権が20日、さいたまスーパーアリーナで開幕する。19日は初出場初優勝を目指す女子の紀平梨花(16=関大KFSC)と坂本花織(18=シスメックス)、前回3位の宮原知子(20=関大)の日本勢が、午前8時20分からアリーナ内の練習用リンクで公式練習に臨んだ。

グランプリ(GP)ファイナル、4大陸選手権との3冠を目指す紀平は、得点源の大技トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を9本着氷。課題とするショートプログラム(SP)「月の光」の曲をかけた通しでも、3回転半、フリップ-トーループの連続3回転、3回転ルッツを着氷させた。

赤の練習着で登場した坂本は、フリー「ピアノ・レッスン」の曲をかけての通しで、フリップ-トーループの連続3回転などジャンプを次々と着氷。宮原もルッツ-トーループの連続3回転などを決め、順調な仕上がり具合を示した。

女子SPは20日に行われる。