フィギュアスケートの世界選手権が20日、さいたまスーパーアリーナで開幕する。

18年平昌(オリンピック)五輪女子金メダルのアリーナ・ザギトワ(16)、今季からカナダに拠点を移した同銀メダルのエフゲニア・メドベージェワ(19)、今季の欧州女王ソフィア・サモドゥロワ(16)のロシア勢は19日、アリーナ内の練習用リンクで公式練習に臨んだ。

ザギトワは高難度のルッツ-ループの連続3回転ジャンプを何度も確認。メドベージェワはショートプログラム(SP)の曲をかけての通しで、フリップ-トーループの連続3回転などジャンプを全て着氷させた。サモドゥロワも冷静な表情で、時間いっぱい調整した。

3人は初の世界女王を目指す日本の紀平梨花(関大KFSC)、坂本花織(シスメックス)、宮原知子(関大)の強力なライバルとなる。女子SPは20日に行われる。