フィギュアスケートの世界選手権で女子ショートプログラム(SP)7位から巻き返しを図る紀平梨花(16=関大KFSC)が22日、会場のさいたまスーパーアリーナで同日夜のフリーに向けた公式練習に臨んだ。

今季のフリーは国際スケート連盟(ISU)非公認大会も含めて全8戦でトップ。「ビューティフル・ストーム」の曲をかけての通しでは冒頭でトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を着氷させたが、続けてつけた3回転トーループで転倒。2本目の単発の3回転半は2回転半となった。以降は練習時間をフルに使い、入念に調整した。

同じ第3組でSP8位の宮原知子(20=関大)も調整。フリーは紀平が午後8時22分からの18番滑走。宮原は17番で同8時14分から、その前を滑る。