紀平梨花(16=関大KFSC)が、ライバルに刺激を受けて4回転サルコー習得を目指す。

22日の世界選手権女子フリーで4回転サルコーに成功したトゥルシンバエワ(19)について「練習で頑張っていて、あきらめずにやってきたことで、最後に着氷できたと思う。私も絶対にあきらめずに挑戦して。来季、完成形に持って行けるように。とにかく早く習得したい」と意欲を示した。4回転ジャンプは、ワイヤで体をつるす器具「ハーネス」が使用できる海外リンクでも練習していく。

今季最後の国別対抗戦ではフリーで3回転半ジャンプ2本を掲げた。世界選手権ではフリーで1本失敗。「3回転半2本の目標は達成できなかったので、そこは達成したい」。苦心している靴の種類を硬めのものに変更する考えも示した。