体操女子で16年リオデジャネイロ五輪代表の杉原愛子(19)が、兵庫・武庫川女子大短期大学部に入学することが発表になった。2日、同大で会見し練習を公開した。

昨春に日本女子体大に入学し、練習拠点にしてきた朝日生命を昨年末で退部。今回は一般入試を受験しての入学となり、大阪出身の杉原は「練習環境が良くて、施設も充実している。東京五輪のメダル獲得に向けて、自宅から通える」と笑顔で決断した理由を明かした。

昨年、同じく16年リオ五輪代表の宮川紗江(19)が、日本協会の強化本部長を3月で退任した塚原千恵子氏(71)からパワハラを受けたと公表される騒動があったばかり。塚原氏は、朝日生命で指導しているが、パワハラ騒動との因果関係について、杉原は「それは全くないです」と否定した。

今後はW杯東京大会(7日開幕)に向けて「平均台と床で新しい技を披露したい。進化した杉原愛子を見てもらいたいです」とキッパリ。会見や練習中も、終始、笑顔だった。