6季ぶりに決勝に進んだ東レが久光製薬に0-3(21-25、13-25、25-27)でストレート負けした。準決勝のJT戦で第1戦を落としながら追いつき、ゴールデンセットで逆転した勢いも通じなかった。

久光製薬にサーブで崩され、攻撃が乱れた。高卒1年目で正セッターに定着した関菜々巳(19)のトスも微妙に揺れた。アタッカーとのコンビが合わず、思うように得点が奪えない。黒後愛(20)もクラン(31=スロバキア)の不調をカバーしきれなかった。第3セットには男子代表・石川祐希(23)の妹で、東京・下北沢成徳高から今月入社したばかりの真佑(18)の3連続得点などで一時リードを奪ったが、及ばなかった。

この日コートに立った主力の大半が20歳前後の若手選手。第2戦へ1週間で立て直しを図る。