新潟・村上市が建設した「村上スケートパーク」の竣工(しゅんこう)式が、19日、同施設で行われた。式では高橋邦芳村上市長の式辞や、来賓の祝辞があり、スケートパーク事業協力への感謝や地域スポーツの振興への意欲が口々に語られた。

式後に行われた、スケートボーダーによるデモンストレーションには冬季五輪2大会連続の銀メダルを獲得した地元出身の平野歩夢(20=木下グループ)が登場。国内最大級の屋内スケートボード施設で華麗な滑りを披露した。

平野はスケートボードで東京五輪目指している。“初滑り”を終えると「海外に劣らないコースなので、いい練習が出来る」と話し、「(ただ)パークの深さは海外のと同じくらい高く、ケガのリスクが高い。滑りやすいが、注意が必要」と一般利用者への注意も忘れなかった。

5月10日から12日まで開催される「第3回日本スケートボード選手権大会」がこけら落とし。3月の日本オープン・パーク選手権で3位に入った平野も参加を予定している。