隠れた本性が暴かれた? 日本人男子で初めて、ノルディックスキー・ジャンプW杯個人総合王者となった小林陵侑(22)が3日、札幌市内で土屋ホームスキー部のイベントに参加した。

来季へ向け「たくさんの方に楽しんでもらえるようなジャンプをしたい」と活躍を約束した。

快挙を達成して、オフはメディアへの露出が増えた。オシャレでクールなイメージが定着しつつあるが、“待った”をかけたのは選手兼監督の葛西紀明(46)だ。「小さい声で突っ込んできたり、真面目な顔して結構面白いやつですよ。慣れてきたら結構しゃべる。ただ慣れるまで4年かかります」と“裏の顔”を暴露された。

さらに海外の遠征先で忘れ物が多いことも明るみに。葛西からは「靴下とか僕の予備を貸してます。やさしい先輩だなぁ」とバラされ、小林陵も「試合に影響が出てますね…」とタジタジだった。

それでも、イベントを盛り上げ続けたレジェンドに対し、ジャンプ技術だけでなく「(葛西の)すべてを盗みたいです」と、トークやギャグも勉強中だと会場を笑わせ、本性?の一端を披露。一方で、昨季の経験から「いきなりパンッと調子が上が(ることがあ)って、どのジャンプ選手にも可能性があるんです」と、女子の伊藤有、後輩の伊藤将へ“マジメ”にエールも送っていた。【西塚祐司】