兵庫県尼崎市立尼崎高校の男子バレーボール部で、コーチを務める男性臨時講師(28)が部員の顔を平手打ちする体罰を加えていたことが9日、市教育委員会への取材で分かった。けがはなかった。同校は昨年の全国高校総体(インターハイ)で初優勝した強豪。

市教委によると、4月29日に同校の体育館で練習試合をした際、講師がコートに転がるボールを片付けるよう注意すると、3年生部員1人がふてくされたように見えたため腹を立て、他の部員の前で複数回平手打ちした。講師は学校に「興奮してしまった」と話しており、現在は部活指導から外れている。

監督はその日のうちに体罰があったことを知ったが、学校には報告しなかった。7日に学校へ匿名の電話があり明らかになった。市教委は過去の体罰の有無を調べ、処分を検討する。