フルコンタクトの全世界空手道連盟「新極真会」緑健児代表理事(57)が17日、大阪市北区の日刊スポーツ新聞社を訪れ、18、19日にエディオンアリーナ大阪で行われる「第5回全日本フルコンタクト空手道選手権大会」をPRした。

来春開催予定の「第1回全世界フルコンタクト空手道選手権大会」の日本代表選抜戦も兼ねており、男子の3位までと女子優勝、準優勝者がいち早く全世界大会への出場権を手にする。緑氏は「空手の醍醐味(だいごみ)である一撃必殺の迫力あるシーンも見られる。ルールもわかりやすく、ぜひ生で選手たちの迫力ある試合を見てほしい」と呼びかけた。

国内のフルコンタクト空手の流派が集まって初めて開催される世界大会の代表選抜である今大会。選手たちの大会にかける思いも大きい。「ようやくここまできたなという思いです。最後まで試合をなげない、ボロボロになってもあきらめない、心技体がそろった気持ちが強い者が勝つ。その姿を見て勇気や頑張ろうという気持ちを思い出してほしい」と語った緑氏。

当日券は会場でも販売される。頂点に立ち歴史的な世界大会への切符を手にするのは誰か。大阪で繰り広げられる死闘が注目される。