自動車のF1シリーズで3度の世界王者に輝いたオーストリア出身の名ドライバー、ニキ・ラウダ氏が20日、死去した。70歳だった。
ラウダ氏は1975年に初の世界チャンピオンとなり、翌年のドイツGP中の事故で大やけどを負ったが、6週間後にレースに復帰し「奇跡の復活」と称された。フェラーリに所属した77年、マクラーレンに所属した84年にも年間王者に輝いた。引退後は航空会社を創業し、経営者としても手腕を発揮した。
- 76年F1日本GP フェラーリチームのニキ・ラウダ(左、1976年10月撮影)
- 76年F1最終戦の日本GPでコーナーを回るフェラーリのニキ・ラウダ(1976年10月撮影)
- ピットで談笑するニキ・ラウダ氏(1985年2月8日、ロイター)
- F1モナコGPでミハエル・シューマッハ(左)と言葉を交わすニキ・ラウダ氏(1996年5月16日、ロイター)
- ミハエル・シューマッハ(左)と話し合うニキ・ラウダ氏(1998年7月25日、ロイター)
- ニキ・ラウダ氏(中央)。前列右はF1の公式会見に初めて出席した佐藤琢磨(2002年3月15日撮影)
- ニキ・ラウダ氏(2013年10月13日撮影)
- 2017年F1日本GP ドライバーズミーティングに向かうメルセデスのルイス・ハミルトン(右)は、ニキ・ラウダ非常勤会長と歩く(2017年10月8日撮影)
- 創業した航空会社について語るニキ・ラウダ氏(2018年3月16日、ロイター)