国際オリンピック委員会(IOC)は22日、スイスのローザンヌで理事会を開き、2020年東京オリンピック(五輪)の実施競技から除外も含めて検討したボクシングを存続させる方針を決めた。

6月下旬の総会で最終決定する。組織運営や財政状況で問題を抱えていた国際ボクシング協会(AIBA)にはIOC承認団体の資格停止処分を科す見通し。

AIBAの改革を検証した調査委員会の最終報告を受けて処遇を判断した。IOCのバッハ会長はこれまで「選手に苦痛を味わってほしくない」と五輪の競技存続に向けて取り組む考えを強調し、代替案として別の団体に委任する可能性も示唆していた。

IOCは五輪予選の日程を新たに設定。男子8、女子5階級で286人の参加枠は変わらない。

IOCはボクシングの五輪準備を凍結中で、大会組織委員会が受け付けを開始したチケットの抽選申し込みも対象外となっている。AIBAは米財務省から麻薬売買に関わる犯罪者と指摘されたラヒモフ会長(ウズベキスタン)が3月に退任するなど十分な組織改革を進めたと訴えていた。