東京オリンピック(五輪)のスケートボードを管轄するワールドスケートは30日、同五輪出場に必要なランキング得点が付与される今年の世界大会全試合を発表した。

ストリートはストリートリーグ(SLS)など5試合、パークは3試合で9月10~15日にブラジル・サンパウロで世界選手権が行われることも明らかになった。

ストリートは、26日にSLS第1戦(ロンドン)が終了。6月10~16日に米ロングビーチで行われるデューツアー、7月23~28日のSLS第2戦(米ロサンゼルス)と続く。9月3~8日には新設された「国際オープン」が中国・清豊で行われ、同17~22日には世界選手権がSLS最終戦を兼ねてメキシコシティで行われる。

平野歩夢(21=木下グループ)が冬夏五輪出場を目指すパークはストリートと同時開催のデューツアーで始まり、新設の「国際オープン」を7月14~19日に中国・南京で行って、世界選手権へと続く。各大会には今月中旬の日本選手権後に発表された日本ローラースポーツ連盟の強化指定選手が日本代表として出場する。

東京五輪の出場選手数は各種目男女各20人で、1カ国最大3人。世界選手権で上位3人が出場権を獲得、残りはワールドスケートの五輪ランキングで決まる。