男子200メートルバタフライで、2016年リオデジャネイロ五輪銀メダルの坂井聖人(セイコー)は、1分55秒78の3位で派遣標準を切れず、世界選手権(7月、韓国)の代表入りを逃した。

レース後には「練習のタイムはいいんだけどね。感覚では54秒台だった。感覚とタイムがずれている。正直何が悪いのか分からない」などと、結果が出なかったことに疑問を抱いた。

世界選手権代表入りを逃したことで、20年東京五輪出場を懸けたレースは来年4月の日本選手権に持ち越しとなった。「みんなが世界選手権に出ている中、もう1回どうやってモチベーションを保って練習すればいいか分からない」とショックを隠しきれなかった。