オービックが35-24で、1月のライスボウルの覇者富士通に勝ち、17日に東京ドームで行われる決勝戦「第41回パールボウル」に3年連続12度目の出場を決めた。

オービックは前半終盤まで15-0とリードするも、王者富士通が力を見せ、第3Q序盤に15-15の同点に追い付かれた。しかし、闘志に勝るオービックは、QBハワードからWR前田へのパスなどで前進すると、RB李卓がTDを決めて突き放した。

古庄ヘッドコーチは、試合後のパールボウル記者発表会で「春のシーズンは通過点だと思っている。パールボウルもどのように通過していくかが大事。今日以上の準備をする」と、ライバル撃破にも笑みは封印して、気を引き締めていた。