柔道の18年世界選手権女子78キロ超級金メダルの朝比奈沙羅(22=パーク24)が、「繊細な柔道」で2度目の世界一を狙う。

12日、北海道旭川市での世界選手権(8月25日開幕、日本武道館)女子代表の強化合宿に参加。

乱取りでは入念に組み手や投げ技に入る際の体の使い方を確認した。昨秋以降、体重135キロの恵まれた体格に頼るだけでなく、細かい技術にもこだわる。「柔道家らしくなってきた」と自負する両手も「プニプニムチムチから関節が太くなってきた」と手応えを強調。

ライバルの素根輝に5連敗中だが、2カ月後の大舞台で「世界女王としての意地と誇りを見せたい」と気合を入れた。