世界1位の大坂なおみ(21=日清食品)が、国際公式戦(予選、ツアー下部大会を含む)200勝目を逃した。同43位のプティンツェワ(カザフスタン)に2-6、3-6のストレート負けを喫した。同2位のバーティ(オーストラリア)が優勝すると、1月28日の週から続けてきた世界1位の座から転落する。

大坂は、スタートから全くエネルギーが出ずにミスを連発。0-3となったところで、すかさずジェンキンス・コーチがコーチングに入った。「気持ちを盛り上げて」と言うコーチに、「疲れている」。さすがのコーチも二の句が継げず固まった。簡単に第1セットを落とすと、第2セットは、コートチェンジの時にベンチに座らず、芝生に座り込む不思議な行動も。最後まで自滅の道を走った。